まちの駅とは
まちの駅ってなに?
マークの意味は…
これは日本でいう「衆」という字です。
いいまちをつくる時には、人が3人必要だと言われています。
それは「わか者」「よそ者」「ばか者」のことです。
3人と言えば、子ども・大人・老人や、地元の人・他所から来た人・外国人というのや、日本人・外国人・宇宙人などと言う人もいます。
だから、この漢字は、いろんな人がいて、いろんな組み合わせによって、面白いことが生まれるということを意味します。
これがまちの駅のマークです。
「衆」の漢字の中に、インフォメーションセンターのマーク、「i」をいれたものです。
「まちの駅」は、いろいろな人が集まり、出会いが生まれ、交流できる場です。
それは、まちや地域のこと、そのまちの駅の活動を知っている人がいるということです。
まちの駅の考え方
人と人の出会いと交流を促進する、ヒューマンステーション
「まちの駅」とは、地域住民や来訪者が求める地域情報を提供する機能を備え、人と人の出会いと交流を促進する空間施設です。また、まちづくりの拠点となり、まちとまちをつなぐ役割を持つものです。人と人をつなぐ場であるということから、ヒューマンステーションと呼ぶことができます。
機能は・・・まちの窓口、サロン機能など
機能は、・まちの窓口としての案内機能(窓口機能)、・人の交流を促進する交流機能(サロン機能)などを持ったものです。そして、何よりも重要なことは、その拠点が何らかのテーマを持っており、オープンな空間であるということです。
まちづくりテーマをつなぐ、テーマステーション
それぞれの「まちの駅」には活動テーマがあり、そのテーマを連携させることで、豊かなまちづくりに貢献することができます。人々が運営する諸施設のテーマには、福祉、医療、アート、教育、スポーツ、観光、農業、海など、様々なものがあります。「道の駅」はドライバーの休憩拠点というのが大きなテーマであり、「道の駅」も「まちの駅」のひとつと考えることができます。「まちの駅」は、テーマとテーマをつなぐ場であるということから、テーマステーションと呼ぶことができます。
行政・民間を問わない設置・運営形態
「まちの駅」は主に、既存施設を活用して設置することを想定しており、その設置・運営主体は行政・民間を問いません。行政版の「まちの駅」と、民間版の「まちの駅」が連携することで、大きなネットワークができます。民間版の「まちの駅」にこそ自由な工夫が許されるといえます。